◎2024年度第1回理事会<2024年5月30日>、同第1回評議員会<2024年6月18日>開催 神奈川新聞厚生文化事業団(並木裕之理事長)の2024年度第1回理事会と、同評議員会が横浜市西区の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開かれ、2023年度の事業報告案と決算報告案が承認されました。 2023年度の収支は、福祉寄付金などを合わせた経常収益が3035万2577円、福祉事業などの経常費用が3290万9023円で、一般正味財産期末残高は198万4545円となりました。 23年度に県民から寄せられた寄付金は▽福祉寄付金465件、2133万8898円▽歳末たすけあい募金237件、758万5910円▽能登半島地震災害救援金などの指定寄付金438件、7868万3747円でした。 福祉寄付金と歳末たすけあい募金が充てられる福祉事業は、コロナ禍の影響で中止が続いていた宿泊を伴う「車いす空の旅」を4年ぶりに再開。このほか、児童養護施設で暮らす児童・生徒らを対象とした観劇会や、ランチ会などを実施しました。また、こども食堂運営支援のため、かなとも会員などから寄せられた「かなとも募金」の財源で、県内団体に助成金を贈りました。 24年度の活動奨励金対象団体に、依存症(アルコールなど)と重複障害を考える会「リィリィファミリーグループ」を選出。任期満了前の井出康夫評議員退任による新評議員に、深井康信氏(県社会福祉協議会常務理事)を選びました=役員名簿参照。