◎ 東日本大震災救援金9次分を寄託<2015年3月31日>
神奈川新聞厚生文化事業団は3月31日、県民から寄せられた東日本大震災救援金の9次分として1075万7656円を日本赤十字社神奈川県支部(支部長・黒岩祐治知事)に寄託しました。
2014年4月以降に寄せられた分で、この結果、1~9次の総計は6785件、13億2318万2919円に上ります。寄せられた救援金は全額、日赤に寄託しております。救援金の受け付けは引き続き16年3月末まで延長されます。
また、同様に県民から寄せられたユニセフ募金9件、39万5748円を日本ユニセフ協会に送りました。
◎ 14年度第2回評議員会開催<2015年3月25日>
神奈川新聞厚生文化事業団の2014年度第2回評議委員会3月25日、横浜駅西口の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開かれ、15年度の事業計画案と予算案が原案通り承認されました。
また、3月末で退任の鎌田良一専務理事(事務局長)に代わって、増田淳・神奈川新聞社補欠監査役を新しい理事に選任しました。増田理事は31日の理事会で専務理事に就任しました。
◎ 蔵王でスキー教室を開きました<2015年3月14~16日>
県内の児童養護施設などで生活し、中学校を卒業する生徒などを招待する神奈川新聞厚生文化事業団主催の「神奈川新聞スキー教室」が3月14日から16日までの3日間、山形県蔵王温泉スキー場で開かれました。
県内13施設の生徒35人と施設職員ら総勢61人が参加しました。生徒たちは、レッスンを受けて滑ることができるようになると「楽しい!」と喜び、3日間、蔵王を思う存分満喫していました。
◎ 15年度事業計画案と予算案を承認<2015年3月4日>
神奈川新聞厚生文化事業団の2014年度第2回理事会が3月4日、横浜駅西口の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開かれ、15年度の事業計画案と予算案が原案通り承認されました。
予算では、収入として福祉寄付金など3840万円を計上。事業計画では、補助金助成などは例年通りですが、年2回実施していた車いす空の旅は、諸事情で秋の北海道の実施を見合わせることにしています。
◎ 大学等入学支度金の選考会を開きました<2015年2月16日,25日>
神奈川新聞厚生文化事業団は、(A)県内の児童福祉施設に入所しているか、県内の養育里親の下で生活している高校生(B)交通事故で親を亡くした高校生―を対象に、大学等入学支度金(1人40万円)を支給しています。
その2014年度選考会が(A)は2月16日、(B)は2月25日に開かれました。各5人の選考委員による審査の結果、(A)は5人、(B)は4人の支給対象者が決まりました。応募者は(A)は17人、(B)は4人でした。
◎ 歳末たすけあい募金の配分先が決まりました<2015年2月2日>
県共同募金会は、2月2日に開いた配分委員会で、昨年12月に実施した「第48回神奈川新聞歳末たすけあい募金」の配分先を審査し、「療育教室歩会」をはじめ障害者やボランティア団体など計8団体に配分金を贈ることを決めました。
今回県民から寄せられた募金は、受け付け終了後に寄せられたものも含め238件、880万8778円でした。ありがとうございました。前回と比べ、件数は2件減でしたが、金額は54万3707円の増でした。
配分先と金額、事業内容は次の通りです。
▽ 療育教室歩会(座間市さがみ野)=16万円。施設改修工事(トイレ整備)。
▽ 日本網膜色素変性症協会神奈川支部(小田原市国府津)=34万円。会報誌発行・セミナー開催・パンフレット作成。
▽ 神奈川もみじ会(横浜市青葉区美しが丘)=20万円。呼吸器疾患・障害に関する会報発行。
▽ ボランティアすみれ(藤沢市みその台)=9万円。「ストレスケア」のための講座開催。
▽ よこすか・やすらぎの会(横須賀市武)=13万円。医療セミナー・がん相談会開催。
▽ マリオ(横須賀市安浦町)=12万円。エアコン設置工事。
▽ 須賀の会(平塚市須賀)=13万円。洗濯機・乾燥機購入。
▽ 神奈川新聞厚生文化事業団(横浜市中区太田町)=763万8778円。「車いす空の旅」「児童福祉施設スキー教室」実施。
◎ 歳末たすけあい募金ご協力ありがとうございました<2015年1月13日>
神奈川新聞厚生文化事業団、神奈川県共同募金会、神奈川県社会福祉協議会、神奈川新聞社の4者で、「夢・つながり・支え合い」をテーマに昨年12月1日から受け付けていました「第48回神奈川新聞歳末たすけあい」募金は1月13日で終了しました。
昨年末で締め切る予定でしたが、新年も募金が続き、期間を延ばしていました。
県民の皆さまの温かいご理解とご協力で、件数は236件、金額は878万4298円に達しました。ありがとうございました。
県内福祉向上のため、2月初めに開かれる県共同募金会配分委員会の審査で、募金の配分先が決定されます。
◎ カレンダーを提供しました<2015年1月7日>
横浜市内で1月7日に開かれた神奈川県社会福祉協議会の「新年賀詞交歓会」の会場で、神奈川新聞厚生文化事業団が取りまとめた新年のカレンダー約1500点が参加者に提供されました。
このカレンダーは、カレンダー販売会社「カレンズ」(横浜市金沢区)などから贈られたものを神奈川新聞厚生文化事業団が取りまとめて提供しました。
参加者は、色とりどりのカレンダーの中から、お目当てのものを楽しそうに選んでいました。
◎ 歳末たすけあい募金ご協力お願いします<2014年12月>
神奈川新聞厚生文化事業団は12月1日から、神奈川県共同募金会、神奈川県社会福祉協議会、神奈川新聞社の4者で「第48回神奈川新聞歳末たすけあい」募金を受け付けています。キーワードは「夢・つながり・支え合い」です。ご協力よろしくお願いいたします。
集まった募金は、主催4団体で協議の上、県共同募金会配分委員会の審査を経て、障がい児・者の団体をはじめ、公的援助を受けにくい福祉団体の活動に役立てられます。
この募金には、事業団への他の寄付と同様、個人の場合は所得税法上の、法人の場合には法人税法上の優遇措置があります。
募集期間は12月28日までです。受け付けは、郵便番号231-8445、横浜市中区太田町2の23、神奈川新聞厚生文化事業団(電話045-222-0615)へ直接持参するか、「歳末たすけあい募金」と明記して、郵便振替(口座番号00260-2-8485)か現金書留でお送りください。神奈川新聞社の支社・総局でも受け付けております。
◎ 車いす空の旅の参加者を募集します<2014年12月>
神奈川新聞厚生文化事業団は2015年4月9~11日に車いす空の旅・沖縄を実施します。12月1日から参加者15組の募集を始めます。車いす空の旅は、車いすの障がい者がボランティアの援助を受けながら、飛行機の旅で見聞を広め豊かな体験を得ることを目的に実施しております。募集締め切りは15年1月17日です。
詳細は、共催のNPO法人フュージョンコムかながわ・県肢体不自由児協会(電話045-311-8742)へお問い合わせください。
◎ 交通遺児入学支度金の申請受け付けています<2014年11月>
神奈川新聞厚生文化事業団は、大学などに進学を希望する交通遺児の高校生に対し、入学支度金を支給します。2014年度分の申請を受け付けています。対象は15年4月に大学、短大、専門学校に進学する5人。1人40万円で返済は不要です。締め切りは15年1月末です。
詳細は事業団(電話045-222-0615)へお問い合わせください。
◎14年度の神奈川地域社会事業賞が決まりました<2014年10月24日>
神奈川新聞社と神奈川新聞厚生文化事業団が主催する「第27回神奈川地域社会事業賞」の審査会(審査委員長・川本守彦川本工業社長)が10月24日開かれ、「民具製作技術保存会」(川崎市多摩区)など4団体と奨励賞2団体が決まりました。
神奈川地域社会事業賞は1988年に始まり、福祉のみならず、環境・まちづくり・文化・国際交流・教育などの分野で、自主的な取り組みを通じて、長年、地域社会に貢献している市民レベルの活動を顕彰するものです。
表彰式は11月29日に行われる予定です。
受賞団体は次の通りです。
【地域社会事業賞】
▽民具製作技術保存会(川崎市多摩区)=県内のほか、全国各地に伝わる民具の製作技術の普及・保存を目的に活動。わら細工、竹細工やはた織を中心に伝承技術保持者などから忠実に習得し継承している。▽東北の子どもたちの学習支援「とどろき学習室・よこはま学習室」(川崎市中原区)=東日本大震災で避難生活をしている東北の子どもたちを対象に、大学生のボランティアが授業の補習や受験対策などの学習支援を行っている。▽小鮎ボランティアの会(厚木市)=厚木市小鮎地区で高齢者が孤立しないよう地区内を12カ所に細分化し、食事会や演芸、研修会などのミニデイサービスを実施。地域住民との交流を深めている。▽善行雑学大学(藤沢市)=地元の有志によって毎月開催され、今年15周年を迎えた。講座内容は多岐にわたり、講師陣も学者や医師など多彩。謝礼や会場費、受講料などを無料で開催する「3タダ主義」を掲げる。
【奨励賞】
▽NPO法人四季の森里山研究会(横浜市神奈川区)=県立四季の森公園で里山・森林保全と自然環境保護に関する活動をしている。近隣の小学などと連携した環境教育事業や、秦野市の渋沢丘陵でも活動している。▽大雄町(五本松・原)花咲く里山協議会(南足柄市)=農地や山林の草刈り、水路整備、花木植栽など里山の環境保全に必要な活動を年間通して行い、イベントを開催して里山の魅力を発信している。
◎「車いす空の旅」で北海道を訪ねました<2014年9月11~13日>
神奈川新聞厚生文化事業団恒例の「車いす空の旅・北海道」が9月11日から13日までの2泊3日の日程で行われました。10歳から65歳までの障がい児者とその家族15組31人が参加、ボランティア26人がサポートしました。
今回の旅は、大気の不安定による「数十年に一度の大雨」で北海道胆振地方などに大雨特別警報が発令される中での出発でした。しかし、初日に飛行機が2時間半遅れで新千歳空港に着いたほかは、2日目、3日目とも晴れ間がのぞき、洞爺湖、白老ポロトコタン、支笏湖、千歳サケのふるさと館などの行程を無事終えることができました。特に洞爺湖では、ボランティアの皆さんの協力で遊覧船の展望デッキに車いすで上がり、参加者の皆さんは湖上から晴れ上がった周囲の大自然を満喫していました。
「車いす空の旅」は1987年に始まり、2001年から春に沖縄、秋に北海道を訪ねています。フュージョンコムかながわ・県肢体不自由児協会との共催で、県遊技場協同組合・神奈川福祉事業協会などが支援しています。
◎花火大会に470人を招待しました<2014年8月5日>
第29回神奈川新聞花火大会が8月5日夜、横浜・みなとみらい21地区の臨港パーク前の海上で催されました。直径480メートルの2尺玉など約1万5千発が華やかに打ち上げられ、大輪が夜空を焦がすたび観客の歓声と大きな拍手が沸きました。
港を見下ろす横浜ワールドポーターズ(中区新港)屋上では、障がいのある人、児童養護施設や福祉施設で暮らしている子どもや大人、交通遺児ら招待者470人が、この音と光の芸術を楽しみました。
ハマの真夏の風物詩を間近でと、神奈川新聞厚生文化事業団と横浜インポートマートが行っている招待行事で、ことしで15回目。横浜薬科大学の学生や、ワミレスコスメティックスの社員ら50人のボランティアが、会場への誘導、受け付け、物品配布などに汗を流しました。
打ち上げは午後7時から始まりました。観客は、次々と打ち上がるスターマインなど趣向を凝らした花火に「ワー」「すごい」と歓声を上げ、盛んにカメラを向けていました。付き添いの母親と鑑賞していた横浜市在住の車いすの女性は「ここは花火がよく見えて、すごくいいですね。この花火を見ると、本当に夏が来たと感じる」と「特等席」に感激していました。
◎平成25年度事業報告が冊子になりました<2014年7月>
神奈川新聞厚生文化事業団の平成25年度の活動の記録が冊子(A5判、71ページ)になりました。平成25年度収支決算など財務状況や、事業団の主催事業の紹介、福祉寄付金や東日本大震災救援金など事業団に寄せられた善意の紹介―などを一冊にまとめております。公益財団法人に移行して初めての事業報告です。関係者にお配りしました。
◎夏休みのひととき親子交流会で楽しむ<2014年7月25、26日>
県内の交通遺児家庭を対象にした「かながわ夏休み親子交流会」が7月25、26の両日、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートで開かれました。26家族計65人が交流を深め、夏休みのひとときを楽しみました。県、横浜市、川崎市の各社会福祉協議会と神奈川新聞厚生文化事業団の主催。
参加者は25日、ディズニーランドで遊んだ後、夕方から東京ベイ舞浜ホテルクラブリゾートでパーティーに参加。手で紙テープを縦に切って、その長さをテーブルごとで競うゲームやビンゴゲームなどで交流を深めました。パーティー後、参加者は再び夜のパレードの見物に出るなど、親子で「夢の世界」を楽しみました。
親子交流会は、交通遺児家庭に楽しい夏休みの思い出をつくってもらおうと毎年開かれ、今回で19回目です。
◎評議員会を開催<2014年6月11日>
神奈川新聞厚生文化事業団の2014年度第1回評議員会が6月11日、横浜駅西口の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開かれ、13年度の事業報告案と決算報告案が原案通り承認されました。
◎13年度事業報告と決算を承認<2014年5月21日>
神奈川新聞厚生文化事業団の2014年度第1回理事会が5月21日、横浜駅西口の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開かれ、13年度の事業報告案と決算報告案を承認しました。13年度の収支計算は、福祉寄付金などを合わせた経常収益は3623万9520円、福祉事業などに活用した経常費用は4636万7506円で、1012万7986円の赤字でした。
同年度に県民から寄せられた寄付金は▽福祉寄付金310件、2320万8495円▽歳末たすけあい募金240件、826万5071円▽東日本大震災救援金などの指定寄付金376件、2619万8760円―でした。
福祉寄付金と歳末たすけあい募金は、事業団の「車いす空の旅」「児童福祉施設スキー教室」などの事業に充てられ、指定寄付金は全額、日赤などに寄託されています。
◎車いす空の旅の参加者を募集します<2014年5月9日>
神奈川新聞厚生文化事業団は2014年9月11~13日に車いす空の旅・北海道を実施します。5月9日から参加者15組の募集を開始しました。車いす空の旅は、車いすの障がい者がボランティアの援助を受けながら、飛行機の旅で見聞を広め豊かな体験を得ることを目的に実施しております。募集締め切りは6月16日です。
詳細は、神奈川新聞厚生文化事業団(電話945-222-0615)、共催のNPO法人フュージョンコムかながわ・県肢体不自由児協会(電話045-311-8742)へお問い合わせください。
◎「車いす空の旅」で沖縄を訪ねました<2014年4月10~12日>
神奈川新聞厚生文化事業団恒例の「車いす空の旅・沖縄」が4月10日から12日までの2泊3日の日程で行われました。4歳から46歳までの障がい児者とその家族18組39人が参加、ボランティア29人がサポートしました。
「沖縄美ら海水族館」や「琉球村」を巡り、沖縄の文化や芸能、食を満喫しました。琉球村では古民家などを見て回ったほか、「道ジュネー」の踊りの輪に笑顔で加わりました。昼食のソーキそばにも「おいしい」と舌鼓を打ちました。
今回、沖縄の障がいのある人たちでつくる音楽グループ「ケントミファミリー」と交流会を持ちました。事業団の空の旅のことを知り、宿舎のホテルでオリジナル曲や踊りを披露していただきました。交流の様子は地元紙、琉球新報に掲載されました。
「車いす空の旅」は1987年に始まり、2001年から春に沖縄、秋に北海道を訪ねています。今回、支援団体の神奈川福祉事業協会の30周年、支援25周年を記念して、参加者枠を通常より3組増やして実施しました。