◎東日本大震災救援金8次分を寄託<2014年3月31日>
神奈川新聞厚生文化事業団は3月31日、県民から寄せられた東日本大震災救援金の8次分として1930万3426円を日本赤十字社神奈川県支部(支部長・黒岩祐治知事)に寄託しました。
2013年4月以降に寄せられた分で、この結果、1~8次の総計は6589件、13億1231万263円に上ります。
寄せられた救援金は全額、日赤に寄託しております。救援金の受け付けは引き続き15年3月末まで延長されます。
また、同様に県民から寄せられたユニセフ募金16件、191万6346円を日本ユニセフ協会に送りました。
◎評議員会を開催<2014年3月19日>
神奈川新聞厚生文化事業団の2013年度第2回評議員会が3月19日、横浜駅西口の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開かれ、14年度の事業計画案と予算案が原案通り承認されました。
◎蔵王でスキー教室を開きました<2014年3月14~16日>
県内の児童養護施設などで生活し、中学校を卒業する生徒などを招待する神奈川新聞厚生文化事業団主催の「神奈川新聞スキー教室」が3月14日から16日までの3日間、山形県蔵王温泉スキー場で開かれました。
県内13施設の生徒44人と施設職員ら総勢74人が参加しました。生徒たちは、レッスンを受けて滑ることができるようになると「楽しい!」と喜び、3日間、蔵王を思う存分満喫していました。
◎YMBCビルの10階に移りました<2014年3月10日>
神奈川新聞厚生文化事業団は3月10日、これまでのYMBC(横浜メディア・ビジネスセンター)ビルの9階から10階のフロアに移転しました。住所、電話番号などに変更はありません。
◎14年度事業計画案と予算案を承認<2014年2月26日>
神奈川新聞厚生文化事業団の2013年度第2回理事会が2月26日、横浜駅西口の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開かれ、14年度の事業計画案と予算案が原案通り承認されました。
予算では、収入として福祉寄付金など4550万円を計上。事業計画では、4月に実施する車いす空の旅・沖縄の参加者を3組増の18組とすることなどを盛り込んでいます。
◎大学等入学支度金の選考会を開きました<2014年2月19、20日>
神奈川新聞厚生文化事業団は、(A)県内の児童福祉施設に入所しているか、県内の養育里親の下で生活している高校生(B)交通事故で親を亡くした高校生―を対象に、大学等入学支度金(1人40万円)を支給しています。
その2013年度選考会が(A)は2月20日、(B)は2月19日に開かれました。各5人の選考委員による審査の結果、それぞれ5人の支給対象者が決まりました。応募者は(A)は18人、(B)は5人でした。
◎歳末たすけあい募金の配分先が決まりました<2014年1月30日>
県共同募金会は、1月30日に開いた配分委員会で、昨年12月に実施した「第47回神奈川新聞歳末たすけあい募金」の配分先を審査し、「神奈川県視覚障害者情報雇用福祉ネットワーク」をはじめ障害者団体、グループホームなど計9団体に配分金を贈ることを決めました。
今回県民から寄せられた募金は、受け付け終了後に寄せられたものも含め240件、826万5071円でした。ありがとうございました。前回と比べると、26件、136万2620円の減でした。
配分先と金額、事業内容は次の通りです。
▽ 神奈川県視覚障害者情報雇用福祉ネットワーク(横浜市西区南幸)=20万円。視覚障害当事者による県内学校などへの福祉教育講座提供事業。
▽ 地域家族しんちゃんハウス(大和市南林間)=26万円。市民向け広報用パンフレット作成。
▽ 神奈川県本人の会 希望(横浜市神奈川区沢渡)=20万円。知的障害者・本人シンポジウム開催と他県交流会参加事業。
▽ 青桐ハイツ(横浜市神奈川区神大寺)=11万円。エアコン2台購入。
▽ ピース(横浜市都筑区南山田町)=13万円。冷蔵庫購入。
▽ カンガルーの家(横浜市戸塚区矢部町)=13万円。ドラム式洗濯機購入。
▽ しいのき(川崎市宮前区野川)=12万円。物置購入。
▽ パークハウス(相模原市南区南台)=11万円。照明器具交換事業。
▽ 神奈川新聞厚生文化事業団(横浜市中区太田町)=700万5071円。「車いす空の旅」「児童福祉施設スキー教室」実施。
◎歳末たすけあい募金ご協力ありがとうございました<2014年1月17日>
神奈川新聞厚生文化事業団、神奈川県共同募金会、神奈川県社会福祉協議会、神奈川新聞社の4者で、「夢・支え合い・絆」をテーマに昨年12月1日から受け付けていました「第47回神奈川新聞歳末たすけあい」募金は1月17日で終了しました。
昨年末で締め切る予定でしたが、新年も募金が続き、期間を延ばしていました。
県民の皆さまの温かいご理解とご協力で、件数は239件、金額は811万5071円に達しました。ありがとうございました。
県内福祉向上のため、1月末に開かれる県共同募金会配分委員会の審査で、募金の配分先が決定されます。
◎カレンダーを提供しました<2014年1月7日>
横浜市内で1月7日に開かれた神奈川県社会福祉協議会の「新年賀詞交歓会」の会場で、神奈川新聞厚生文化事業団が取りまとめた新年のカレンダー約1500点が参加者に提供されました。
このカレンダーは、カレンダー販売会社「カレンズ」(横浜市金沢区)などから贈られたものを神奈川新聞厚生文化事業団が取りまとめて提供しました。
参加者は、色とりどりのカレンダーの中から、お気に入りの図柄を楽しそうに選んでいました。
◎歳末たすけあい募金ご協力お願いします<2013年12月>
神奈川新聞厚生文化事業団は12月1日から、神奈川県共同募金会、神奈川県社会福祉協議会、神奈川新聞社の4者で「第47回神奈川新聞歳末たすけあい」募金を受け付けています。キーワードは「夢・支え合い・絆」です。ご協力よろしくお願いいたします。
集まった募金は、主催4団体で協議の上、県共同募金会配分委員会の審査を経て、障がい児・者の団体をはじめ、公的援助を受けにくい福祉団体の活動に役立てられます。
この募金には、事業団への他の寄付と同様、個人の場合は所得税法上の、法人の場合には法人税法上の優遇措置があります。
募集期間は12月28日までです。受け付けは、郵便番号231-8445、横浜市中区太田町2の23、神奈川新聞厚生文化事業団(電話045-222-0615)へ直接持参するか、「歳末たすけあい募金」と明記して、郵便振替(口座番号00260-2-8485)か現金書留でお送りください。神奈川新聞社の支社・総局でも受け付けております。
◎車いす空の旅の参加者を募集します<2013年12月>
神奈川新聞厚生文化事業団は2014年4月10~12日に車いす空の旅・沖縄を実施します。12月1日から参加者18組の募集を始めます。車いす空の旅は、車いすの障がい者がボランティアの援助を受けながら、飛行機の旅で見聞を広め豊かな体験を得ることを目的に実施しております。募集締め切りは14年1月15日です。
詳細は、共催のNPO法人フュージョンコムかながわ・県肢体不自由児協会(電話045-311-8742)へお問い合わせください。
◎テーブルマナー教室を開きました<2013年11月9日>
交通遺児家庭を対象にした「テーブルマナー教室」が11月9日、横浜駅西口の横浜ベイシェラトンホテル&タワーズで開かれました。神奈川県社会福祉協議会と神奈川新聞厚生文化事業団の共催で、14家族29人が参加して、フルコースのフランス料理を味わいながら実践的なマナーを学びました。
テーブルマナー教室は毎年秋に実施している「体験教室」の一環で、3年ぶり9回目の実施でした。
◎入学支度金の申請受け付けています<2013年11月>
神奈川新聞厚生文化事業団は、大学などに進学を希望する交通遺児の高校生に対し、入学支度金を支給します。2013年度分の申請を受け付けています。対象は14年4月に大学、短大、専門学校に進学する5人。1人40万円で返済は不要です。締め切りは14年1月末です。
詳細は事業団(電話045-222-0615)へお問い合わせください。
◎県民税にも税制優遇措置<2013年10月29日>
神奈川新聞厚生文化事業団は10月29日、県から「個人県民税の寄附金税額控除の対象となる寄附金」の指定を受けました。
この結果、事業団への個人のご寄付には県民税が軽減されるようになりました。軽減される税額は【(寄付金の合計-2千円)×4%】です。対象となる寄付金は、2013年4月1日からです。この控除を受けるためには、まず所得税の確定申告をする必要があります。
事業団では、横浜市からも同様に市民税が軽減される「市民税の寄附金税額控除の対象となる法人」の指定を受けております。
◎県肢連から感謝状をいただきました<2013年10月5日>
神奈川新聞厚生文化事業団は10月5日、横浜市中区のホテルで開かれた神奈川県肢体不自由児者父母の会連合会(県肢連、石橋吉章会長)の結成50周年記念式典で、感謝状をいただきました。
県肢連は、肢体に障害のある子どもを持つ保護者たちがわが子のために、より豊かな生活環境を目指して1963年10月に発足しました。
◎ディズニーランドに障がい児らを招待しました<2013年9月28日>
働く女性たちの奉仕団体、国際ソロプチミスト横浜(齋藤素子会長)は9月28日、横浜市内の障害のある子どもたちと父母ら36人を千葉県浦安市の東京ディズニーランドに招待しました。「親子交流会」として神奈川新聞厚生文化事業団が共催し、今回で25回目となります。横浜市心身障害児者を守る会連盟が参加者を募りました。
一行は東京ディズニーランドホテル前で記念撮影を済ませ、元気よくお目当てのアトラクションへ向かいました。ハローウィンにちなんだ催しがいっぱいの園内を楽しみ、「6つのアトラクションに乗った」「関西から越してきたので初めてのディズニー。楽しかった」などの思い思いの感想を話していました。
◎横浜市の市民税にも税制優遇措置<2013年9月18日>
神奈川新聞厚生文化事業団は9月18日、横浜市から「市民税の寄附金税額控除の対象となる法人」の指定を受けました。
神奈川新聞厚生文化事業団は2013年4月1日、公益財団法人へ移行しました。これに伴い、特定公益増進法人として、事業団へのご寄付は所得税、法人税などの税制優遇措置を受けられるようになりました。
さらに、8月16日には税額控除の証明を受けました。この結果、個人によるご寄付は、所得税の確定申告の際、「所得控除」のほか「税額控除」も選択できるようになりました。
今回の横浜市の指定は、所得税の確定申告後、さらに市民税についても税制優遇措置が受けられるというものです。
◎「車いす空の旅」で北海道を訪ねました<2013年9月5~7日>
神奈川新聞厚生文化事業団恒例の「車いす空の旅・北海道」が9月5日から7日までの2泊3日の日程で行われました。13歳から47歳までの障がい児者とその家族15組30人が参加、ボランティア26人がサポートしました。
摩周湖、阿寒湖、アイヌコタン、オホーツク流氷館など北海道の道東地区を巡り、雄大な自然や旬の食材、温泉、ボランティアとの交流を楽しみました。霧で知られる摩周湖では、下界の晴天がうそのように霧状の雨で、参加者は「寒い、寒い」を連発していました。しかし、間もなく雨は上がり、散策を楽しむことができました。
3日間、まずまずの旅行日和で、羽田空港の解団式では、参加者とボランティアがいつまでも別れを惜しんでいました。
「車いす空の旅」は1987年に始まり、2001年から春に沖縄、秋に北海道を訪ねています。
◎税額控除に係る証明受ける<2013年8月16日> 神奈川県に申請しておりました税額控除に係る証明を受けました(13年8月16日付)。これにより、個人によるご寄付は、所得税の確定申告の際、「所得控除」のほか「税額控除」も選択できるようになります。一般的に、「税額控除」の方が小口のご寄付にも減税効果が大きいとされています。
◎平成24年度事業報告が冊子に<2013年8月> 神奈川新聞厚生文化事業団の平成24年度の活動の記録が冊子(A5判、68ページ)になりました。平成24年度収支決算など財務状況や、事業団の主催事業の紹介、福祉寄付金や東日本大震災救援金など事業団に寄せられた善意の紹介―などを一冊にまとめております。関係者にお配りしました。
◎花火大会に400人を招待<2013年8月1日>
横浜の真夏の風物詩「第28回神奈川新聞花火大会」が8月1日夜、みなとみらい21地区の臨港パーク前海上で開かれました。神奈川新聞厚生文化事業団と横浜インポートマートは、会場近くの横浜ワールドポーターズ屋上に特別席を設け、車いすの障がい者や児童福祉施設の子どもたち、交通遺児ら約400人を招待しました。
この招待事業は、14回目。横浜薬科大学の学生や、ワミレスコスメティックスの社員ら45人のボランティアが、会場への誘導、受け付け、物品配布などに汗を流しました。
午後7時、打ち上げが始まりました。大輪が夜空を焦がすたびに、歓声と拍手が続きました。間近で鑑賞する1万5千発の迫力に、参加者は暑さも忘れて堪能していました。
◎12年度決算など承認<2013年5月22日>
公益財団法人神奈川新聞厚生文化事業団の理事会が5月22日開かれ、12年度の事業報告案と決算報告案を承認した。12年度の総収入は1億637万2607円、総支出は1億1668万916円で、1030万8309円の赤字となった。
同年度に県民から寄せられた寄付金は▽一般寄付金256件、2268万209円▽歳末たすけあい募金264件、962万7691円▽東日本大震災救援金などの指定寄付金431件、5944万7630円―だった。
また、同事業団は13年4月に公益財団法人に移行したが、移行前の3月の理事会で承認された13年度の事業計画案と予算案もあらためて承認した。
一般寄付金と歳末たすけあい募金は、事業団の「車いす空の旅」「児童福祉施設スキー教室」などの事業に充てられ、指定寄付金は全額、日赤などに寄託されている。